2025年11月8日、神戸市で開催された「第15回ひょうご県民がんフォーラム」にて、
浜松市での人生会議(ACP)の取り組みについてお話しさせていただきました。
テーマは
「『生きる!』を見つめる人生会議 ~浜松市での取り組みより~」。
会場では多くの方にご参加いただき、
「離れて暮らす家族だからこそ、話すことの大切さを実感しました」といった感想も寄せられました。
目次
講演の概要
今回のフォーラムでは、「みんなで話そう、これからのこと」をテーマに、医療・行政・市民の立場から多角的なセッションが行われました。
私からは、浜松市で進めている「人生会議(ACP)」の地域での取り組みについて、人生会議手帳1・2の紹介や、実際に市民の皆さんに講演している内容など、看護師としての視点からお話ししました。
お伝えしたメッセージ
人生会議は、「人生の最期についてのお話」ではなく、「今をどう生きるか」「これからどんな人生を歩みたいか」を考えるきっかけでもあります。
「あなたの人生の主役は、あなたです」
一人ひとりがご自身の想いを大切にし、大切な人とたくさん、たくさんお話をして、ご自身の想いを分かち合えることが人生会議の第一歩であることをお話しました。


参加者の声
アンケート結果より抜粋
- とてもわかりやすく、楽しく聞かせていただいた。(60代以上女性)
- 家族があるなし係わらずACPを行うことの大切さがわかりました。(60代以上女性)
- 一般の方からの質問に応じられていて、医療者の方が何を求めてどのように感じられているのか、少し気づけた。(40代女性)
- 今後、自分自身や両親のためにも話をしていきたいと思います。(50代女性)
- まだ人生会議をあらたまってするのは少し抵抗がありますが、思いをそれとなく伝えておくのは必要だと感じました。元気で動けるうちにやりたい事をやっておこうと思います。(60代以上女性)
- 年齢的にも近づいていることを感じているところ。ACPを勉強することで、もっと具体的に考えようと思いました。息子たちからエンディングノートを贈ってもらっていますが、なかなか具体的に書けなかったが、もう一度ノートを開こうと思う。話もしておこうと思う。(60代以上女性)
今後に向けて
今回の兵庫での講演を通じて、神戸市での取り組みも学ぶところが多く、改めて「ACPを地域で広げていくこと」の大切さを実感しました。
これからも、医療者・市民・企業・行政がつながり合い、“やさしい街づくり”の輪を広げていきたいと思います。
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